9月19日に開会式が行われ、いよいよ本格的に始まった愛知・名古屋アジア大会2026。
サッカーやバスケットボール、陸上など数多くの注目競技がありますが、9月20日からは競泳もスタートします。
その競泳日本代表で注目したい選手の一人が、松下知之選手です。
2024年パリオリンピックの男子400m個人メドレーで銀メダルを獲得した松下選手ですが、その後も成長を続けています。
2026年8月のパンパシフィック選手権では200m・400m個人メドレーの2冠を達成。さらにアジア大会直前の9月3日には、400m個人メドレーで10年ぶりとなる日本新記録を樹立しました。
今大会では200m個人メドレー、400m個人メドレー、200mバタフライの3種目に出場予定です。
松下知之選手はいつ泳ぐのか。アジア大会2026の出場種目と日程、これまでの経歴、そして現在注目したい理由を紹介します。
松下知之はアジア大会2026でいつ出場する?
松下知之選手は、アジア大会2026で男子200m個人メドレー、男子400m個人メドレー、男子200mバタフライの3種目に出場予定です。
- 9月20日(日):男子200m個人メドレー
- 9月22日(火・休):男子400m個人メドレー
- 9月25日(金):男子200mバタフライ
各日とも競泳の午前セッションは10時、午後セッションは17時から予定されています。競泳は9月20日から25日までの6日間にわたって行われます。
特に注目したいのが、初日の9月20日に行われる200m個人メドレーと、22日の400m個人メドレーです。
400m個人メドレーは松下選手がパリ五輪で銀メダルを獲得し、現在は日本記録も持つ得意種目。一方の200m個人メドレーでも、2026年8月のパンパシフィック選手権で優勝しています。
「愛知・名古屋大会」でも競泳会場は東京
少し意外なのが競泳の開催場所です。
大会名は「愛知・名古屋2026アジア競技大会」ですが、競泳は愛知県ではなく、東京都江東区の東京アクアティクスセンターで開催されます。
もともとは名古屋市総合体育館のレインボープールで開催する計画でしたが、国際大会に対応するための施設整備や仮設プールなどに多額の費用が見込まれたことから、既存施設を活用して大会経費を抑える方針で会場が変更されました。
東京アクアティクスセンターは東京2020オリンピックでも競泳などの会場として使用された施設。「愛知・名古屋大会なのに競泳は東京」という、少し意外な開催形態になっています。
松下知之はどんな競泳選手?
松下知之選手は2005年8月1日生まれ。2026年9月現在21歳です。
宇都宮南高校を経て東洋大学へ進学し、現在は東洋大学3年。東洋大学とスウィン宇都宮スイミングスクールに所属しています。
- 名前:松下知之(まつした ともゆき)
- 生年月日:2005年8月1日
- 年齢:21歳(2026年9月現在)
- 出身高校:宇都宮南高校
- 大学:東洋大学
- 所属:東洋大学/スウィン宇都宮スイミングスクール
- 主な種目:個人メドレー
大学進学後の2024年には、初出場となったパリオリンピックで一気に世界トップクラスへと駆け上がりました。
パリ五輪では400m個人メドレーで銀メダル
松下知之選手の名前が広く知られるきっかけとなったのが、2024年パリオリンピックです。
男子400m個人メドレーに出場すると、決勝で4分08秒62を記録して2位。初出場のオリンピックで銀メダルを獲得しました。
当時19歳だった松下選手が、日本競泳界の新たな有力選手として知られる大きなきっかけとなりました。その後も国際大会で実績を重ねています。
2026年はパンパシ2冠、さらに日本新記録
今回のアジア大会で松下知之選手に注目したい大きな理由が、直近の成績です。
2026年8月にアメリカ・カリフォルニア州で開催されたパンパシフィック水泳選手権では、男子400m個人メドレーで優勝。さらに200m個人メドレーも制し、個人メドレー2冠を達成しました。
そしてアジア大会直前の9月3日、日本学生選手権の400m個人メドレーで4分05秒83を記録し、日本新記録を樹立しました。
それまでの日本記録は、萩野公介さんが2016年リオデジャネイロオリンピックで記録した4分06秒05。10年間破られていなかった記録を0秒22更新したことになります。
パリ五輪で銀メダルを獲得した際の4分08秒62からもタイムを縮めており、21歳になった現在も記録を伸ばしています。
アジア大会では200mバタフライにも出場予定
松下選手というと個人メドレーのイメージが強いですが、今回のアジア大会では200mバタフライにも出場予定です。
個人メドレーは、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形という4つの泳法を使う種目です。複数の泳法を高いレベルでまとめる力が必要ですが、今大会ではそのうちのバタフライ単独でも日本代表として出場します。
200mバタフライは競泳最終日の9月25日に予定されています。個人メドレーだけでなく、こちらでどんな泳ぎを見せるのかも見どころの一つです。
アジア大会2026は松下知之の現在地にも注目
パリ五輪で銀メダルを獲得した時点で、松下知之選手はまだ19歳でした。
それから2年。2026年パンパシフィック選手権で個人メドレー2冠を達成し、400m個人メドレーでは日本記録も更新しています。
アジア大会では200m個人メドレー、400m個人メドレー、200mバタフライの3種目に出場予定。最初のレースとなる200m個人メドレーは9月20日、得意の400m個人メドレーは9月22日に予定されています。
2028年にはロサンゼルスオリンピックも控えています。
パリ五輪銀メダリストが、その後どこまで記録を伸ばしているのか。アジア大会2026は、松下知之選手の現在地を知る機会にもなりそうです。



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